七ヶ岳・駒止峠

田島町の西にそびえる七ヶ岳の外周には、南に旧中山峠、東にダートの七ヶ岳林道、北に旧駒止峠と言うような、魅力的な道路がたくさんあります。
展望が楽しめるのは、中山峠から東側の区間と、七ヶ岳林道の舗装されている視界の広い区間です。
また、駒止峠にある駒止湿原は、5月から6月上旬にかけて水芭蕉など花や景観を楽しめます。
白河の関・奥州街道

古代、有史以前からみちのくの関としてあった白河の関は、平安朝時代はたくさんの和歌に詠み込まれ、白河と聞いただけで王朝の貴族たちはみちのくを思い浮かべました。現在の白河の関は幾たびかの発掘調査でその全容が明らかになりつつあり、関とその周りは公園として整備されています。
関東からみちのくの入るのには、2つのルートがあります。一つは豊臣秀吉が越えた旧奥州街道(国道294)で県境には二所の関(境の明神)があります。もう一つのルートが白河の関を越える古道の奥州街道(県道76)です。どちらも民家も疎らな田園のなかのなだらかな峠越えの道です。
会津磐梯山・猪苗代湖・桧原湖

東北地方で一番大きな猪苗代湖と会津磐梯山を周回するルートです。猪苗代湖は面積104平方キロ、水深514mで日本でも4番目の大きさです。磐梯山は明治21年に大噴火を起こしましたが、その時の噴火口が山の北側を通る道から見ることが出来ます。このときの大噴火で磐梯山の北にある桧原湖や秋元湖、小野川湖などが作られました。
猪苗代湖越しに見る穏やかな山容の磐梯山と、桧原湖越しに見る噴火の跡の生々しさを感じさせる磐梯山とがあります。